福島県と有限会社みはる調剤薬局は、ロボット・ドローンの社会実装に向けたユースケースの創出事業の一環で、ロボット・ドローンの社会実装を目的として、有限会社みはる調剤薬局ときわ店と田村市立都路診療所間でドローンによる医薬品配送実証を公開で行いますので、お知らせします。
取材を希望の方は、以下により申込みをお願いします。
1.実証の背景
田村市都路町では人口減少や医師・医療人材不足などが重なり、現状、薬局は0軒(診療所も1軒のみで、病院は無し)という厳しい医療提供体制となっています。その中で、同町内の唯一の診療所である田村市立都路診療所が主に院内処方により、患者に直接薬を渡している状況です。徒歩で移動可能な患者は同診療所が運行する送迎バスを利用し、徒歩移動困難な患者については家族の運転する自家用車により診療所で受診しており、患者の負担や診療所の負担が課題となっています。
県ではロボット・ドローンの社会実装を推進するため、ロボット・ドローンの社会実装に向けたユースケース(活用事例)の創出事業を新たに立ち上げ、公募の結果、有限会社みはる調剤薬局が当該事業の委託候補者に採択されました。上記課題を克服するため、実証を通じた中山間地域におけるドローンによる医薬品配送モデルの創出を目指し、両者協力し取組を進めてまいる予定です。
2.実証実験概要
- 時期 令和6年12月15日(日)10:00~12:30
- マスコミ向け事前説明は9:00を予定しております。
- 事前説明にご参加される場合には、みはる調剤薬局ときわ店(福島県田村市常葉町常葉字中町73)にお越し下さい。
- 場所 有限会社みはる調剤薬局ときわ店、田村市立都路診療所
- 実施主体 福島県次世代産業課、有限会社みはる調剤薬局
- 実証内容 薬剤師による調剤を想定した医薬品を、有限会社みはる調剤薬局ときわ店から田村市立都路診療所まで自動飛行のドローンで配送する実証実験を行います。
- 集合場所 田村市常葉プール 福島県田村市常葉町常葉字向田26
- 取材時の動線や実証内容の詳細は参加申込みをされた方に個別に、資料にてご案内します。
- 強風時や降雨時には実証が行えない場合があります。その場合は、参加申込みをされた方に、県から中止の連絡をします。
3.使用機体について
- DJIM300RTK(長さ81㎝ 幅67㎝ 高さ43㎝)
- ドローン飛行実証事業者:株式会社manisonias(マニソニアス)田村市都路町古道字新町45
4.取材について
取材を希望する場合は、12月12日(木)17:00までに次の事項を記載の上、以下の連絡先にメールにてご連絡ください。- 社名
- 氏名
- 当日連絡先 連絡先:福島県 商工労働部 次世代産業課 メールアドレス:next-generation@pref.fukushima.lg.jp